症状や基礎情報


そもそも高次脳機能障害とはどのような障害で、どのような症状をもたらすのでしょうか。高次脳機能障害とは脳に強いダメージを受けたことで脳が持つ知的活動に障害が生じてしまう症状をこう呼んでいます。交通事故だけが原因ではなく、病気によって高次脳機能障害になってしまうこともあります。人間にとって脳が非常に重要な部分であることは今さら説明する必要はないと思いますが、その脳に強烈なダメージが加わることによって言語や記憶、思考、注意といった脳の知的活動にさまざまな影響を与えてしまうのです。

「高次脳機能障害」は,事故や病気によって脳に損傷を受け,その結果,「言語・思考・記憶・行為・学習・注意」など,脳の持つ知的活動に障害が生じる症状をいいます。

記憶障害具体的には三つの障害に分けることができます。記憶障害と注意障害、遂行障害に分けられ、記憶障害とは記憶に影響をもたらす障害です。自分で置いた物を見つけることができない、約束した時間をすっかり忘れてしまう、新しいことを覚えようとしても覚えられないといった症状が代表的です。

注意障害は集中力が続かず作業を長く続けることができなかったり、すぐに疲れたり単純なミスを繰り返すなどします。遂行機能障害は指示を受けないと行動できなかったり、物事の優先順位がわからなくなります。ほかにも社会的行動障害や病識欠如といった障害をもたらすこともあります。


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